ピルを飲めない人はどんな人?
大事な日に生理が重なるのをずらしたり、
また人によっては避妊目的で使うというピル。
これから使ってみようかと考えている場合には
ぜひ知っておいて頂きたいのが、ピルを飲めない人について。
便利に使える薬ではありますが、
どうしても薬という性質上、飲めない人がいるんですね。
特に注意すべき体質というのが、高血圧の人です。
ピル処方前には病院でも必ず血圧測定が行われますが、
高血圧の人は副作用の危険性が高いのでピルを飲むことができないんですね。
もし検査で基準値を超えてしまうほど血圧が高い場合には
血管系の疾患や病気のリスクが高まってしまうんです。
これは、ピルに含まれているホルモンが
体に反応してしまい、血圧が上がってしまうケースがあるため。
もともと高血圧の人の場合には
更に血圧が上がってしまうため、
・動脈血栓症
・性動脈血栓症
・血管性脳こうそく
こういった病気を発症してしまうリスクが考えられるからなんですね。
例えば低用量ピルの場合ですが、
・最高血圧が140mmHg以下
・最低血圧が90mmHg以下
この範囲内でないと病院で処方することができません。
普段から血圧が高めだという場合には
まずは一度、病院で血圧検査を受けてみるようにしてみてくださいね。
また、それだけでなく、
・過去にピルでアレルギー症状が出た人
・血栓に伴う症状がある人
・授乳中の人
・妊娠中の人
こういった場合もピルを飲むことができませんので
注意しましょう。
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